子供にさせたい習い事を徹底比較

今の時代、子供に習わせておきたい習い事をまとめました!

頭の体操にぴったり!男の子・女の子に人気のピアノ教室

「ピアノを弾いて外遊びをすれば天才になる」という説を発表した研究者がいます。言葉は少々乱暴ですが、ピアノ演奏が脳に与える影響は、それほどまでに大きいことの証明でしょう。誰でも一度は見たことがあるピアノ演奏は、素人が見ると「素晴らしい」とは感じても、楽譜を見て、弾く、という単純な作業に思えます。ピアノを弾くことは、どうして知能の発達を促すのでしょうか。小さな子供が弾いても、脳に影響を与えるのでしょうか。

子供から大人まで人気のピアノ教室にある魅力とは?

習い事を運動系と文化系に大きく分けると、文化系の人気ナンバーワンは、やはりピアノです。楽器演奏は1人でコツコツと行うので忍耐力や我慢強さが必要となりますし、楽器に触れていると音感が養われます。楽譜が読めるようになり、演奏することで豊かな情緒も育ちます。もし才能があったら、「将来はピアニスト」という夢もある、素敵な習い事です。

ここまではいつの時代も変わらない魅力ですが、脳科学の発展が目覚ましい現代では、音楽と脳、楽器演奏と脳の関係が明らかになってきました。特に幼い頃からレッスンを重ねると、聴覚の発達と知能の発達が飛躍的に伸びると発表されています。教室へ通わせるだけで脳の発達が促されるなら、絶対に通わせたい習い事です。実際に習っていた人を集めてみればわかりますが、低年齢で始めた人ほど鋭敏な音感を持っており、頭の回転が速い人が多いです。小学校の入学を機に通わせ始める家庭も多いですが、1年早く通わせるだけで、驚くほどの差が生まれます。3歳から通える教室が多いので、幼稚園や保育園の間にレッスンをスタートするのがおすすめです。

子供が集中して熱心にレッスンを重ねられれば、それに越したことはないのですが、幼い子にとって30~40分間座っているのは大変なことですし、家での練習を毎日行い、そのうえ演奏中はずっと集中することを強いられると、レッスンを嫌がる子も多いです。ネガティブなイメージと音楽を結びつけてしまうと、脳の発達どころか逆に萎縮してしまうので、楽しく演奏して音楽が好きになれるように、ゆったりと通わせるのが良いでしょう。音楽を好きになるには、講師の人柄も重要なので、楽しく通える教室選びを心がけてください。

子供の時にピアノ教室に通わせるメリット

「fMRI」という名称を聞いたことはありますか。これは脳の血流の動きを、映像化してくれる機械の名前です。血流が集まっている部分は活発に活動している部分で、これにより刺激を受けた脳の活動を見ることができるようになりました。ピアノを演奏中の脳をfMRIで見ると、脳のあらゆる場所が同時に激しく活動し、特にメロディを聴く右脳とリズムをとる左脳をつなぐ脳梁が、目まぐるしく活動ていることがわかります。脳梁が発達すると、いわゆる「頭の回転が速い」ということになります。

日常生活でこのような脳の活動は無いに等しく、演奏することで普段は使わない部分を刺激しているのです。楽譜を読む、楽譜に対応した演奏を手足に命令する、リズム通りに手足を協調して動かす、出た音とリズムが合っているか聴く、曲の先読みをして次に備えると、たった1音を出すだけで、これほど複雑な動きを同時に行い、さらに音楽として成り立つように、感情を込めて引き上げます。また、演奏は聴覚の発達にも大きな影響があります。聴覚は、生後10カ月頃からよく耳にする音を聞く部分を発達させ、馴染みのない音を聞く部分の神経を切断していく、発達と淘汰を繰り返し、6~7歳頃に聴覚の成長が完了します。成長が完了する前にレッスンを始めると、微妙な音を聞きわける神経が発達しますが、完了後は微妙な音を聞き分ける神経を失っているので、鋭敏な音感、いわゆる絶対音感を手に入れられません。

これは音楽に役立つだけでなく、英語の発音を聞き取る際も重要となるので、ピアニストを目指すつもりがなくても、幼い頃から通わせたいものです。それ以外にも、楽譜が読めるようになるため音楽の授業で有利だったり、曲のイメージを想像して演奏するので情緒を豊かにします。

子供向けなら、どういうピアノ教室に通わせるべき?

未就園児から始めるなら、音を楽しむようなスタイルの、遊びの延長のようなレッスンを行う教室がおすすめです。いきなり楽器演奏をやらせるのが不安なら、0歳から通える音楽教室などで、音に合わせて動くことを学んでからスタートすると、スムーズに楽器演奏へ移行できます。親が経験者で、ピアノが家にある家庭なら、遊びなしのしっかりした教室でも良いかもしれません。小さな子にとっては、アップライトピアノの鍵盤でも重くて弾ききれないことがありますので、正統派の教室はピアノの事情を理解している子には通いやすいでしょう。

親の経験がなくピアノがない家庭で正統派の教室を選ぶなら、大手の教室が賢明です。小さな子の指導に慣れていて、楽しい演出や気持ちを盛り上げるノウハウが豊富なので、安心してレッスンに臨めます。個人経営の教室は、講師がどんな人物か、どれくらい経験を積んでいるかがわかりにくいのがネックになります。その教室へ通わせている保護者に話を聞いたり、近所の口コミを集めるのは大切です。もし発表会があるなら、必ず足を運び、生徒の様子と演奏、講師の様子と演奏の両方をチェックしてみてください。生徒が楽しそうに弾いていれば、良い指導者の可能性が高いといえます。

講師の演奏も、人柄と力量を測る重要な判断材料ですから、じっくりと聴いてください。子供は「楽しい」と感じなければ、楽器演奏のような難しい作業を続けていくことは困難です。逆に楽しいと感じていれば、驚くほどの集中力を発揮して、周囲が驚くほど上達していきます。楽しいと感じられる教室選びと、ストレスを感じない自宅練習は、自発的に「楽しい」と感じられるくらい上達するまで、全力でサポートしていきましょう。

まとめ

人気がある習い事ですが、弾けるようになるまでのモチベーション維持は親にかかっており、かなり難しいものです。演奏が上達して楽しくなると、継続していくための気を遣わずに済みますが、続けていくにはそれなりの投資が必要となるので、親子で協力しながらステップアップしていく必要があります。大変な点はありますが、必ず子供のためになる習い事なので、良い教室と素晴らしい講師を探して、楽しく通える体制を整えてください。